何か月も家族以外の人と話していない・・・用事がなければ外に出ない・・・そんな引きこもり主婦が認識されはじめましたね。えっ?私のことじゃん!って思っちゃいましたよ。
高齢出産で末っ子を出産後、ほぼ家で過ごすようになりました。上の子たちの子育て中は毎日のように子育てサークルやママ友のランチ会なんかに積極的にでかけていましたが、歳なんでしょうかね、もうそういう新しいコミュニティーに入るのがツラくなってしまって。
もともと人づきあいは苦手だし人見知り。だから一人でいるほうがすきでした。
家にいればテレビもあるしネットもありますよね。私は本の虫なので一日中何時間も本を読んでいることができます。時間を持て余すことはないんです。
引きこもりが楽しいというよりは楽だからそれに慣れてしまったといったほうが正しいかもしれません。
自分からは友人と連絡をとったり食事に誘ったりすることはないので、友達づきあいもせまく浅くな感じ。
でも時々ふと思うんですよね、この状況はヤバいんじゃないの?って。このまま歳をとってしまっていいの?って。
引きこもり主婦でも今が快適ならそれでいい?
家にいることは私にとって快適です。家の中でもやりたいことがたくさんあるのでわざわざ外にでようという気持ちになりません。
すっぴんで髪もひとつ結び。部屋着でウエストゴムの楽な恰好。短いスカートなんてはかないから無駄毛の処理もしない。なんかね、もう女子捨ててます。
家にいてもちゃんとお化粧して髪もセットしてきれいな恰好をしている主婦の方もいますよね。ほんと尊敬します。でもね、私のようなずぼらな主婦は引きこもりばかりしているとそれこそどんどん老け込んでしまいます。
時々鏡をみて自分のハキのない顔にビックリすることありますよ。でもやっぱり外に出ない、人から刺激を受けないということはこういうことなんですよね。
引きこもり主婦は時々外の世界にふれてみることも大切
私、たまたまばったり会ったママ友と久しぶりに食事にいったんです。そしたらまぁビックリするほど対人スキルが落ちてしまっていて。「あれ?こんなこと言うつもりじゃなかったのに・・・」なってことばかり。相手の何気ない言葉にもネガティブに反応してしまうし。なにを話せばいいのかもまったく浮かんでこなくて変な汗をかきっぱなし。
途中からは軽いパニックみたいになって、それを相手に悟られないようにするので精一杯。食事も楽しめなかったし会話はギクシャク。早く帰りたいなんてことばかり考えてしまって、もうしばらく人と会うのはやめようって落ち込みました。
引きこもりが楽しいと感じているのなら別にそれでいいじゃんって思っていたけど、会話や人づきあいってやらなくなるとできなくなります。人との関わり方がわからなくなってしまいます。
これは気をつかわない家族の会話では身につかないスキルなんですよね。だから頻繁でなくても定期的に人と会うことは大切だということを感じましたね。
50代の娘さんの悩みで多いのが「母親がデイサービスに行かないんです」なんだとか。長年専業主婦で子育てが終わってからも外に出ずに家で過ごしてばかりいた人は、高齢になってからますます人とかかわるのを嫌がったり、新しい場所にいくことを拒んだりするそう。
将来子供に迷惑をかけないためにも、デイサービスに通えるくらいの人づきあいの免疫はつけておいたほうがよさそうです(笑)
まとめ
引きこもり主婦の生活は今でも快適だし大好きです。でもさすがにずっとこのままで歳をとっていくのはダメな部分もあるのかなと真剣に考えるようになりました。
子供がいて旦那さんがいるうちはいいんだろうけど、子供だっていずれ自立して家をでていくだろうし、旦那さんだってどうなるかわかりませんよね。
もし一人きりになってしまった時に、さあ外にでてみようって思ったとしてそれが果たしでできるでしょうか?歳をとってからの孤独ほどさみしくて不安なことはないんじゃないかな。
無理に大勢の人と会ったり盛り上がったりする必要性は全く感じないけれど、自分と波長のあう人とはたまにでも会うように努力することは必要かなと思います。
少しずつですが自分の頑張れる範囲で引きこもり主婦を脱出していく方法を考えるようになりました。